34歳リハ職。預貯金0円から人生方向転換。

理学療法士として勤務、妻の学生生活開始と長男出産、新築購入により預貯金0円に。そこからの人生への思考の転換と共に経済的自立を目指しています。また、自分が始めた資産運用や日々の行動や考え方を紹介。またリハビリ専門職ならではの悩みや苦悩への解決も記事にしたいと考えています。 ブログは毎日更新!100記事目指す→半年続ける→1年続けるを段階的目標に頑張っています!

「PT10年目が教えるこれからリハ職を目指す人へ」をYoutube投稿。

これからリハビリという職業を目指す人へ


音声書籍:テーマ「PT10年目が教える、これから理学療法士を目指す人へ」

 

f:id:simapt:20190210224919p:plain

PT:理学療法士 OT:作業療法士 ST:言語聴覚士

これからリハビリを目指す人に向けて理学療法士を10年以上続けて感じたことと、今のリハビリの実情を上記の①~⑥の内容に沿って少しお話します。

 

 他の医療職と比較して給料は?

f:id:simapt:20190210225627p:plain

医療業界における1位はもちろん医師です。その他、理学療法士作業療法士言語聴覚士含む)より年収が上位なのは、診療放射線技師、薬剤師、正看護師です。正看護師の平均年収は480万円といわれています。

理学療法士は平均年収が406万円といわれています。

薬剤師が放射線技師より下なのには正直驚きました。正看護師が高いのは夜勤があり、夜勤手当の分は給料がリハビリ職に比べて高くなるようになっています。日勤のみの看護師だとリハビリ職とほぼ同じだと思います。

 

 PT・OT・STの待遇差&収入差は?

待遇面:就職先に関してはPT>OT>STとなり、圧倒的にPTが多いのが現状です。理由は現状のリハビリ職の配置が人員基準に含まれている場合、PTが一番「施設基準:リハビリの基本料金」に関わるからです。

OTも施設基準には関与しており、どうしてもOTがいないと施設基準が上げられず、基本料金が上がらないという場面では水面下で高い給料での募集&待遇を受けられる時があります。

STに関してはPT・OTではできない口腔ケア&嚥下機能のリハビリなどの重要な役割を担える大事な職業なんですが、逆にフィジカル的なリハビリを担えない弱さがあり、どの事業においてもPT・OT<STとはなりにくいのが現状です。

収入面:

さきほども言いましたが、理学療法士は平均年収が406万円といわれています。

同じリハビリ職である、作業療法士言語聴覚士の違いはというと大体どこも同じだという認識で間違いないと思います。

 リハ職の職場の雰囲気は?

簡単に言うと「良い」と思います。比較的リハ職同士は仲の良い関係である職場が多いと思います。接遇に関しても学生時代の実習で鍛えられて他職や同職に対してもちゃんとできている印象です。

同じ医療職でも看護師や介護士などの女性が多い職種は結構殺伐とした雰囲気が感じられる気がします・・・(いや、良い人も多いですよ!?w)

 

介護の現場(デイや老健など)はちょっと特殊で、医療と違い、介護士が同じ施設での上司になったりすることもあり、意見の食い違いからケンカになることもあります。また、介護施設でのリハ対象者は症状の変化もあまりなく、リハビリによる効果も急性期や回復期ほどありません。そのためリハビリのモチベーション上げにくいので、少しリハビリに活気がないように感じます。

 やりがい(メリット・デメリット)

メリット:

f:id:simapt:20190211004357p:plain

上記のようにリハビリ職が発見しなければなかったことになりやすい症状もあります。私が以前参加した学会でのシンポジウムでもDrがそう言っていました。

そういった意味では病気を持つ患者さんにとって、本当に重要な役割の仕事だなと感じます。

福利厚生で見ると、病院勤務の場合は医療費の自己負担が0の病院もあります。さらに家族や3親等まで0円!といった減免制度がある病院もあります。大体は半額免除がおおいように感じます。

私的に実は病院で働くメリットとしては、自分が病院受診が必要な、なんらかの状態になった場合に勤務先の病院の診療科目が該当すると勤務時間中に受診できるといった特典があります。(必ずどこもそうであるとは言い切れませんが…)

しかも受付に連絡しておけば待合室で待つこともなく、診察順番が回ってくると連絡してくれるところもあります。体が弱い方は病院勤務がお得です!w

デメリット:

独立難と年功序列による昇給難です。独立難も理由として、現在の日本のリハ職には開業権がありません。(アメリカはあり)そのため、介護職などのだれでも開業可能なジャンルで開業するのが今の一般的なスタイルです。ですので、リハビリを人員配置に必ずしも必須としていないので、採算のとり方が難しくなっています。

(詳しくは動画で⇒

音声書籍:テーマ「PT10年目が教える、これから理学療法士を目指す人へ」 - YouTube

 リハビリはどんな人が向いていて、どんな人が向いていないのか?

向いている人:

医療に関心のある公務員的思考の人。つまり、医療知識に興味があり、公務員のようにずば抜けて給料が良いわけではないが、安定している。また、課された仕事をこなし、年功序列でキャリアップを目指すスタイルが合う人には向いている職業だと思います。

向いていない人:

生業を活かした独立心が強い人は向いていません。それは上記で記載したように開業権がないこの職業ですので、そういった向上心をお持ちの場合は他の職業が圧倒的に向いています。

 将来性

ここまで読んで下さった方ありがとうございました。

最後の将来性は、

(詳しくは動画でお願いします!⇒

音声書籍:テーマ「PT10年目が教える、これから理学療法士を目指す人へ」 - YouTube

 

関連記事

 

simapt.hatenablog.com