リハビリ専門職の独立は難しい?
タイトル通り、なぜリハ職が独立しづらいのか?
答えは『ビジネスモデルを知りづらいから』
大多数のリハ職は専門学校卒業後に自分のの専門スキルを上げるため、大きい病院のリハ科のイチ末端職員から始まるから。
末端職員は当然のごとくリハ科の売り上げに関わる経営には触れることなくスキルアップだけを意識し働きます。
経営に関われるポジションまでは遠く、平均して10年くらいは末端の対患者にリハビリを提供するだけで終わります。
これは料理におけるハンバーグ作りで考えると
「ハンバーグの具材のこねかたをずっとやっている」
のと一緒で、
「こねかたのスキルは上がってもハンバーグの作り方は分からない」
ままなのと一緒です。
ハンバーグ店を出店するにはハンバーグを作り終えるところまで経験しないと分からないのです。
大事なのは一通り作ってみる経験をすること。
この一通り作るまでの一連の流れを経験するまでの道のりが、リハ職は遠いことが原因なのです。
対策としては、
・小規模事業所に移り、モデルに触れる。
(管理者になり、一連の流れを体験する)
(管理者でなくても、サポートに回りながら体験する)
・アルバイトで介護の現場で働く
これです。
医療で働くリハ職がなぜか同じ職業でも介護で働くリハ職より格付け的に上と評価されやすいですが、こういったモデルを体験できる意味合いでは介護で働くことは大変意義あるものと考えています。
せっかく介護の分野で働きながらも、単純に労働搾取されているリハ職の方がいたら是非にビジネスモデルの体験を意識してみて下さい!