理学療法士である自分の将来に不安を感じたきっかけ。
5年前に言われたある著名な理学療法士である上司の言葉。
著名上司「(理学療法士は有名になって講演会に呼ばれ)そうやって給料以外に稼ぐしかないんだ。」
私(え?マジで…じゃあおれだけじゃなく大半の理学療法士は無理じゃん。)
そう思って焦ったのを覚えています。
だってその上司は同じ理学療法士界では著名で、仕事量も圧倒的。夜の12時overまで仕事で残るのもザラな人。
当時の同じ職場で同じ作業量をこなしている人は誰もいませんでした。
一回の講演会で貰えるお金は3万円程度とのこと。
で、その人は年間に数回程度の講演依頼。
当時、私は働きながらもパチンコ&スロのセミプロで年間110万円は勝ってました。
その110万円を上回るにはどんだけ時間がかかるんだよって…
「理学療法士ってそんな未来しかないの?!」
「理学療法士にフルコミットするの危険じゃん。」
著名な上司は、医療職である理学療法士は患者のためにはお金じゃなく、そうやって患者に尽くす職業だと教えたかったのだと思います。
しかし、その言葉は若手だった僕には逆効果でした。
・つまり、理学療法士は給料意外にはほとんど稼ぐことはできないよ。
・(上司のように、他の人が真似できないくらい頑張って)有名になっても年間10万やそこらの収入アップくらいだよ。
「諦めなっ!」
と聞こえてきました。
ぼくは、「じゃあ理学療法士だけやっててもだめじゃん。」「雇われの理学療法士じゃだめじゃん」「学術活動を頑張ってもそれかよっ。」って。
単純に将来が不安になりました。
私は理学療法士は好きです。今でも理学療法士を辞めるつもりはありません。
今は違う職場ですが、その上司からはたくさんのことを学びましたし、尊敬もしています。
しかし、その当時に本当は
「理学療法士をしていながらも多様性のある働き方ができることも聞きたかった。」
今の私なら理学療法士はこんな良い仕事の側面もあるが、収入的には現在恵まれていない。
しかし、自分の生き方次第では収入面をこうやって補いながらも働けるんだと教えます。
医療はこの世に絶対的に必要だが、ビジネスモデルが診療報酬からなので収入的には恵まれません。
結局は自分のマーケットバリューを意識し、転職もできるよう準備しつつ勉強する。
医療職を続けていくなら、本業をしつつもできる副業知識を身につけていくこと。
自分自身が幅広い働き方を身に付けるよう世界に目を向けて生きていくことが大切だと思います!
私は前の記事でも書きましたが、これらの思いから短期的収入で「せどり」、長期的収入で「資産運用」「ブログ」を始めました。
まだまだ小さな結果しか出ていませんが、副収入があるだけで、理学療法士という職業には収入を求めず働けるような意識に変わりました。
同じような職業で悩まれている方は是非さん参考にしてみて下さい。
参考にできる過去記事も貼っておきますので是非。
理学療法士としてまず始めること⬇︎
副業の見つけ方⬇︎
副業の選択肢として⬇︎