『転職の思考法』転職を意識した働き方や、その心構え。
北野唯我さんの『転職の思考法』を読みました。
自分の転職するにあたった心構えと、自分の市場価値を意識するとても良いきっかけになりました。
職業に関わらず、誰でも読む価値がある一冊でした!
特に印象に残ったものは、
・会社が潰れても食べていける人と、食べていけない人が見てきたもの…それは
『上司を見て働くか、マーケットを見て働くか』
これは完全に同意。
上司を見て働く=どんなに尊敬できる凄腕上司を見て「すげーー!」「この人についていきたい」と思った瞬間、他人の人生に乗っかっただけ。
その人が居なくなったら身動きとれません。
結局はその上司がそのマーケットの中でどう人生を生きているか?という視点で見ていないと終わりです。
・キャリアは20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要
これはかろうじて今できているが、もっと早く知りたかった。
・マーケットバリューがないと会社にしがみつくしかなくなる
(マーケットバリューは技術資産、人的資産、業界の生産性)
こういった自己分析は非常に大事で、これらを意識していないまま歳をとると本当に今の会社にしがみつくしかなくなるなと感じます。
・ほとんどの人間にとって重要なのは、思考法次第で解決可能な「ポジショニング」
過去の記事にも書きましたが、結局は考え方次第。様々に著名な方が言っているポジションを取ることの重要性に気づき、今の自分の状況をどう捉え、今後に活かすかで全てが決まります。
過去記事は⇒以下
・「他人の作った船」に、自分の人生を預けるな
これはもう堀江貴文さんの「本音で生きる」にも記載されている、「他人の人生の時間で生きるな。自分の時間で生きろ」と同じですね。
こちらもよければ過去記事を。
・良い会社とは「いつでも転職できるような人間が、それでも転職しない会社が最強」
これはブラック企業に勤めている方は周囲の人達を見てください。転職できない人たちがしがみついていませんか?
上記した「他人の作った船」に、自分の人生を預けるな。の例外としてはこれですね。
こんな船なら起業しようと野心を秘めた人間が、もう少しこの上司の生き様を学び・見たいと思いながら留まっている状態ですね。
この本を読んだ結論として、発売されていませんでしたが本当にこの本は自分の最初の転職までに出会いたかったです。
転職を考えているかた、今の会社に居る理由が分からなく迷っている方など是非読んでみてください。
|